正解なんて、ないのだ!

メダカを飼っていると、付き物になるのが、水換え。
小学校か何かの時に、授業でメダカの観察はしたけれど、飼ったのは初めてだ。
本で調べたり、ネットでもいろいろ調べた。
それにしても、水換えは十人十色。
一昼夜汲み置きした水道水を使う、いかにも教科書的な人がいたかと思えば、ペットショップなんかで売っている中和剤なんかを使う人もいる。
鯉を飼育しているベテランに至っては、
水道水をそのまま、ジャーと入れてしまったり…。

水槽の水質管理の時、バクテリアというのも重要な要素とか。
いいバクテリアがいる水槽は、濁らないそうだ。
前出の「水道水をジャー」のベテランさんは、自分の水槽の水が安定しているのをちゃんとわかっていてやっている。
加えて、苔がビッシリ付いている水槽なのにもかかわらず、その中でのうのうと泳いでいる金魚なんかが、街のどこかにはいたはず。
あれだって、汚いようで、実は自然の浄化システムが働いているのだ。
水槽をひっくり返す勢いで全部キレイにするのは、病気の個体が出た時のみ。
普段は、普段は、3分の1くらい、水換えすればいいそうだ。



最近は、バクテリアまでお店にあるのだから凄い。
「たね水」とかいって、これさえ入れれば水質安定、とかいうのだ。
私は、あまりこういうモノを信用していない。
そもそも、水道水の質だって、一律かっていうと、どうかな?と思うし、バクテリアは、自然にできるものなんだから
それを利用すりゃいいだろ?と思う。
その時を待てない程、せっかちになってしまったのかな…。
そういうモノを買い、使っておいて、やれバクテリアが働かないの、何のというのもどうかね?
何でもお手軽に手にできるほど、自然のチカラは甘くねぇッつうの!



私は、そんなに大袈裟なことはしない。
ヒーターやブクブクもないけれど、まずは朝、みんな元気か見てやり、お昼は水槽にお日様の光を浴びさせ、夜は、眠る前にじっくり見てやる…この位。

私のやり方だって、決して正解なんて言えないけれど…。
教科書的な方法も、その場所によって、正解にもなるし、不正解にもなる。



魚飼いっていうのは、極めてファジーなコトなのだ。